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2011年4月27日 (水)

「4-2-3-1 サッカーを戦術から理解する」(杉山茂樹)

文芸春秋から発行されている有名スポーツ雑誌「Number」でもお馴染みのサッカーライターによるフォーメーションと戦術の解説本。
新書ということもあるのか、「サッカーは代表戦くらいは観るけど、戦術についてはなんとなくしかわからない」という人には最適な説明と内容になっている。


4-4-2とか3-5-2とかサッカーの試合ではアナウンサーがフォーメーションを言うものの、具体的には「それぞれどんなものなのか?」を欧州や各国代表チームの例を取りながら解説している。
「解説」といっても小難しく退屈な内容ではなく、ライターだけに文章も上手なので読みやすい。

戦術は日々進化し、センセーショナルなサッカーをするチームが現れれば、すぐにそれに対抗する戦術が生まれる。
また何よりも監督の理念や国民がサッカーに求める想いが反映されているというのも、読んでいて理解できる。
「どうしてチャンスが生まれているのか?」「どうして攻められているのか?」「得点はどのように生まれたか?」など、代表戦しか見ない方でも見る楽しみが十分増えるのではと思う。

トルシエやジーコの実例も出し、相変わらず日本代表には辛口な著者だが、それはご愛嬌(但し感情論ではない)。



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