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2011年4月26日 (火)

「言語技術」が日本のサッカーを変える(田嶋幸三)


日本サッカー協会の選手育成方法のうち、人間性の向上について実践している内容について纏めた本。

選手といっても小学生~高校生のことを指し、技術だけでなく論理的思考力や言語技術、人間性などスポーツだけではなく人として大事な教育を深く行っていることがわかる。
少し逸れるが「文武両道」という言葉を頭に浮かべながら、その本当の意味はこういうことかもと思った。

少年少女スポーツでコーチをやられている方々や部活の顧問をされている先生方には特に参考になると思うし、ビジネスでもコミュニケーションや人の育成と言う点で役に立つヒントが多く存在する内容である。

欧州諸国の育成方法を参考にしながら試行錯誤し、日本サッカー協会の理念を通じて「どのような選手に育って欲しいか」を明確にして選手を育てている地道な努力には感動すら覚える。
今や欧州で活躍している日本人選手が相当に増えたが、彼らは技術や身体能力が優れていただけでなく、この本に書かれているような教育によって得た人間性も大きくプラスになったのだろうなと想像する。


この本はスポーツ好きとか関係なく読むことが出来るし、勿論サッカーファンも十分楽しめる。
どのくらいの発行部数かわからないが、必ずしもサッカーファン向けに書かれた内容ではない点で、もっと話題になっても良い本だと思った。



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