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2011年4月30日 (土)

「決定力不足でもゴールは奪える」(杉山茂樹)


決定力不足を「フォワードの能力不足」、得点力不足を「チームとしての問題」と分けられる。世界と比べて日本は決定力不足であることを認めることと、それを補う監督のアイデアが不足していると指摘している。
※本が出版されたのは2009年(ワールドカップ南アフリカ大会前であり、岡田監督時代)。

ヨーロッパサッカーの戦術や得点を奪うまでのプロセスは数多くのパターンが存在し、その動向と日本サッカーを比較して丁寧に説明しているので、サッカーの奥深さを知る上でも参考になる。
※杉山氏は欧州サッカー観戦数が日本でも屈指のサッカーライターであり、戦術に関するレポートも相当数ある。

ワールドカップ南アフリカ大会より前に出版されているが、本田や松井の動きがチームプレイとして理にかなっているとその根拠も含めて指摘している点も興味深い。


サッカーは単に個人の技術だけのスポーツではないことがよく分かるし、自分では気付かない日本人の誤った固定概念(「中盤を制する者が試合を制する」など)に問題提起することも出来る。
新書でありマニア向けでなく、「サッカーはTVでたまに見るという」人には最適なレベルの内容。


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