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2011年5月 6日 (金)

「プロ野球解説者の嘘」(小野俊哉)


「首位打者とホームラン王が出ている横浜が最下位」、「プロ野球新の259本塁打と球団新の738得点を挙げた巨人が3位」、これらを「投手力が悪いのでは無く打力に問題があった」と結論付けている。

プロ野球の公式記録を分析し、上記も含めて正確な情報を収集して仮説を立て、本書では検証している。これもセイバーメトリクスの一つ。


また、プロダクトポートフォリオマネジメントなどフレームを使用して、So What's?にまで落とし込んでいる点もユニークである。


刺激的なタイトルであるが、何も解説者を批判している本では決して無い。
読者に野球の見方や考え方にオプションを与えることで、野球の面白さを与えてくれていると思う。

特に普段から戦略策定やマーケティングに関わっている方は、馴染みやすい本かもしれない。


ビジネスの場面と同様に思い込みを排除して事実を洗い出して分析し、仮説を立てるというプロセスを野球に当てはめた本である。

この本に書かれている仮説や結論が正しいかどうかよりも、ビジネス上で作る戦略などは野球にも応用が出来るという点で、新鮮な切り口を与えている。

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